このお話の世界について

 まず最初に。
 もともと、いわゆるファンタジーRPG(コンピュータ、テーブルトーク)から派生している妄想なので、この世界にも冒険者という職業が当たり前に存在しています。(もちろん、変わり者の部類には当てはめられておりますが)
 勇者の伝説も数多くあるし、勇者に憧れる子供も、お約束の様にいます(笑)。
 その事を念頭に置いておいて下さいね。(ってか、既に異世界ファンタジーの暗黙の了解になってる気も……)

 舞台の名前は「ファティムアース」。勿論ですが造語です。
 熱狂、狂信といった意味のある「ファナティシズム」と大地の「アース」。
 私的な意味は「狂信者の住まう地」。
 人間と獣と精霊、そして人間と似て非なるもの「ヴァルシュ」と呼ばれる種族が生息しております。
 ヴァルシュも造語。亜人間と書いてヴァール・メンシュと読みます。
 ヴァールは「真の」、メンシュは「人間」。
 亜人と呼ぶようになったのは人間です、自分達と違うから。
 本当の意味は「真の人間」なのに呼び名は亜人間。
 この辺からも、人間の「世界は自分たちのために存在する」的な、狂信ぶりが窺えるかなとかダメかなとか。


おまけ
「世界観構築における100の質問」